2019年4月5日(金)、地域活性化プロジェクト班会議が行われました。会議のテーマは「創造都市研究ゼミによるまちづくり提案にむけた研究計画発表」です。創造都市研究ゼミでは2月後半からゼミ活動をスタートさせ、ディスカッションやまち歩き、そして班ごとに予備調査、発表準備を行ってきました。
まず、「若者、外国人が起業しやすい環境の整備『UTSUNOMIYA VALLEY計画』」(栃澤、ハイ、松田、吉田チーム)が発表されました。この発表では起業家、起業支援団体、行政等へのヒアリング調査から得られた宇都宮における起業の現状や行政の施策、起業における課題が示されました。
次に「景観改善のための大谷石の活用」(遠藤、猿山、渋井、簗島チーム)を発表し、宇都宮中心市街地の景観問題について報告され、大谷石で統一したまちなみの形成、その先駆けとなる“大谷石カフェ”の開設が提言されました。
最後に「郷土愛強化のための栃木ブランドを活かしたチャレンジショップ村開設」(木村、車塚、野中、馬チーム)を発表しました。市内中心部で1か所で宇都宮市や栃木県の魅力が楽しめるチャレンジショップ村を開設し、市内外の人に郷土愛を高める施策が提示されました。
発表のあと、地域活性化プロジェクト班のメンバーから、各チームの発表に対し以下のようなアドバイスをいただきました。その一部を紹介します。
・ゼロから始めるのではなく、既にあるものを結んでいく発想が必要。
・宇都宮市には良いものがあるのに、知られていない。市内外に向けて情報発信してほしい。
・大谷石はどこにでもあるので、その魅力が市民に浸透していない。
・大谷石のPRを目的とした石カフェをクラウド・ファンディングで造ったらどうか。
・大学生ではなく、おとなのチャレンジショップを作ってもらいたい。
・行政任せにするのではなくまず市民が創造都市を目指す雰囲気を高め、行動して考えていく機運を高める必要がある。
・「口より行動」学生が取り組んでいけば、市は必ず応援してくれる。