創造都市宇都宮を目指した研究活動をさらに促進するために、7月1日(土)~2日(日)に、我が国で長い歴史的伝統を有し、また、創造都市でもある古都金沢を視察調査しました。そして、現地の「金沢まちづくり学生会議」の代表者との懇談の機会を頂き、2023年度第5回研究会議を開催しました。
この日は、金沢市役所の市民協働推進課の土田周平主任主事にお世話になり、「金沢学生のまち市民交流館」で交流会議の機会を持つことができました。
本センターからは、アントレ研の春日正男研究代表(船田教育会:作新学院大学) 、学生研究員5名(伊藤央恭、石川湧也(作新大)、長谷川翔一、小林優作、森平圭太(帝京大UC)が参加し、「金沢まちづくり学生会議」からは、中谷陽 会議代表(金沢大)、村木照太朗 副代表(金沢大)とともに、金沢市の土田氏の司会で会議が進められました。
会議は、まず、金沢まちづくりについての全体の概要を土田氏よりご説明頂き、ついで、中谷氏、村木氏から、「金沢まちづくり学生会議」の活動状況を発表していただき、その後活発な討論を行いました。この会議での様々な議論により、今後取り組んでいくアントレ研究に関する方向性についての知見を得る貴重な体験ができました。その後、市内の武家屋敷、21世紀美術館などの視察調査を行いました。
今回の機会は、学生研究員たちにとり、今までにディスカッションを重ねてきた多くのテーマを改めて、創造都市の観点から見直すチャンスとなり、創造都市に向けた活動を推進してく手掛かりともなり、今後取り組んでいくアントレ研究に関する多くの知見を得ることができました。