宇都宮市創造都市研究センターは、8月18日(金)14:00~15:30に、宇都宮まちづくり推進機構イエローフィッシュにおいて、「宇都宮市創造都市研究センター高大接続フォーラム2023」を開催しました。
本フォーラムは、宇都宮市内の高校生を対象に、地域の大学への進学や郷土としての宇都宮市について理解を深めることを目的に、宇都宮市内の大学生とともに、宇都宮市内での高大接続のあり方について考えることを目的としたものです。
当日は、宇都宮文星女子高等学校、作新学院高等学校、文星芸術大学附属高等学校、から計6名の高校生が参加しました。また、当センターの5大学連携ゼミであるアントレプレナー研究グループに所属する学生研究員の大学生8名も参加しました。
会議は、宇都宮市創造都市研究センター運営委員会の委員である帝京大学宇都宮キャンパスの乾泰典の司会により開始されました。まず、当創造センター事務局長である文星芸術大学の長島重夫より開会の挨拶があり、その後、宇都宮市内の4つの私立大学の概要とその魅力を各大学から説明しました。次に、杵渕 壮氏(宇都宮市教育委員会事務局学校教育課・指導主事)より、「なぜ、『宇都宮学』なのか? ~宇都宮の魅力再発見~」と題してご講演いただきました。ここでは、宇都宮市が郷土愛の醸成を目的として、令和3年度から市内全小中学校で取り組んでいる「宇都宮学」の紹介と、地元の魅力を再発見し、協力し、そして、発信する、とのキーワードを通して、意義やその取り組み方についてわかりやすくお話しいただきました。
この講演を受け、当運営委員会の委員長である作新学院大学の春日正男による進行により、全員でディスカッションを行いました。まず、栃木や宇都宮の魅力について、高校生や大学生が自由に意見を述べました。その後、この意見をベースとして、宇都宮の郷土教育の必要性について、全員で話し合い、この話し合いを通して、郷土教育の必要性を共有しました。また、この話し合いは、宇都宮の特徴など、地元の魅力について知る機会ともなりました。
なお、最後に、閉会にあたり、当センターの長島より、参加した高校生に高大接続フォーラム2023の修了認定証を手渡しました。