11月7日(火)18:00~19:30に、宇都宮共和大学にて、地域活性化班研究プロジェクト事業(アントレプレナー研究グループ)2023年度第9回研究会議を開催しました。
この日は、まず、「大学コンソーシアムとちぎ」が主催する、第20回「学生&企業研究発表会」の応募論文のプレゼン用のシナリオの検討を行いました。この研究は、「総合交通サービス:Miya Maas」の研究テーマを取り上げたものです。この推進に向けて、学生研究員・リーダーの伊藤央恭君(作新学院大学)が中心となり発表論文の執筆を行い、この原稿に沿って、主として、学生研究員の渋谷龍気君、綱川舜弥君(宇都宮大学)が実際のスマホ用のアプリ開発をベースに作成したPPT(パワーポイント)の発表を行いました。この発表内容について、全員で意見を出し合い、議論を重ねて、内容のブラッシュアップを図りました。本研究論文の発表では、特に、より良い、住みやすいまちづくりの環境改善の観点からの方向でのシナリオを重視することを話し合いました。
次に、今後の研究方向についてのディスカッションを行いました。アントレ妍の研究は、今エントリーしているこの「総合交通サービス:Miya Maas」の交通インフラ開発と、「宇都宮芸術祭」との2つの研究テーマを推進してきています。今後は、この「宇都宮芸術祭」の研究テーマを重点的に取り組むこととしました。また、これらの研究内容については、23年度末に研究発表会を実施する計画であることを全員で共有しました。
最後に、このアントレ研の研究活動のさらなる充実に向けて、この分野における有識者を招き、ご講演を依頼することを話し合いました。特に、講演内容として、起業家になるまでの経験、起業に向けての視点、さらには、起業して企業を経営していくための方法論などについて学習していくことを確認しました。なお、この勉強会は、講師の講演を聴講し、かつ、全員でディスカッションをしながら、アントレ研の研究内容のさらなる推進を図ること意図したものです。
研究会議では、 学生研究員はいつものように、活発なディスカッションを行い、それぞれの大学が特徴を持つ大学間の学生研究員の効果的な連携により、和気あいあいとしながらも真剣に研究テーマの内容の確認、今後の研究方向などについてディスカッションを重ね、今後も着実に推進していくことを話し合いました。