12月12日(火)18:00~19:30に、オリオンACぷらざ(宇都宮市オリオン通り)にて、地域活性化研究プロジェクト事業(アントレプレナー研究グループ)2023年度第10回研究会議を開催しました。
この日は、まず、「大学コンソーシアムとちぎ」が主催する、第20回「学生&企業研究発表会」に応募した論文が冠賞を受賞したことを、学生研究員の伊藤央恭君(作新学院大学)、渋谷龍気君、綱川舜弥君(宇都宮大学)が全員に報告しました。この研究は、「総合交通サービス:Miya Maas」の研究テーマを取り上げたもので、これについて、スマホ用のアプリ開発をベースに作成した発表論文を参考に、その内容を説明しました。
次に、今後の研究方向についてのディスカッションを行いました。アントレ妍の研究は、このMiya Maas交通インフラ開発と、「宇都宮 大芸術祭」との2つの研究テーマを推進してきています。今後は、学生研究員の伊藤央恭君(作新学院大学)、小林優作君(帝京大学UC)を中心に、「宇都宮 大芸術祭」の研究テーマを重点的に取り組むこととし、このための研究プロセスを全員で実施していくための議論を重ねました。なお、これらの2つの研究内容については、23年度末に研究発表会を実施する計画であることを全員で共有しました。
最後に、このアントレ研の研究活動のさらなる充実に向けて、この分野における有識者を招き、ご講演を依頼することを共有しました。特に、起業に向けた知識を修得し、宇都宮地域の振興発展を図っていく、との観点からの講演内容であることを周知認識しました。そして、この講演を参考に、今後の起業に向けての視点、創業した企業を経営していくための方法論などについて、全員でディスカッションをしながら、研究を進めていくことを確認しました。
研究会議では、活発なディスカッションと、それぞれの大学が特徴を持つ5大学の学生研究員の効果的な連携により、学生研究員はいつものように、和気あいあいとしながらも真剣に研究方向などについてディスカッションを重ね、今後も着実に研究を推進していくことを話し合いました。