宇都宮市創造都市研究センターは、2023年度の4大学連携オリジナル講座：ＣＬＵ（Cooperative Lecture for Utsunomiya Creative Research Center）を2023年12月25日（月）に開講しました。
開講にあたり、まず、本センターの事務局長である文星芸術大学の長島重夫より、集中講義としての本講座の主旨と、12月25日から2024年2月7日までの間に、4大学（宇都宮共和大学、作新学院大学、帝京大学UC、文星芸術大学）それぞれの講義室で、5回にわたっての講義となることを受講生に説明しました。なお、この講座は、「大学コンソーシアムとちぎ」の連携講座として提供されており、栃木県内の大学生に向けて広く開講されています。各講義は、4大学と行政（宇都宮市役所）とが連携して、講師を務めています。
講義名は、デジタルコンテンツマネジメント論で、2単位となっています。内容は、①ICT時代のデジタル技術の現状、デジタルコンテンツの重要性（作新大）、②デジタルが地域社会を変える、DXについて考えてみよう（宇都宮市役所）、③コンテンツによる市民生活の向上（共和大）、④コンテンツ制作の現状、クリエイティブ、創造性の重要性を学ぶ（文星大）、⑤コンテンツ制作演習（帝京大UC）、⑥コンテンツのビジネス展開（作新大）とから構成されています。
なお、この講義は、アクティブラーニングと実習とからなっており、講師と受講生との活発な討論を通して、その内容を学修するものです。受講生と講師が一体となり、グループディスカッションなどを通して学習し、その成果を発表するプレゼン能力の向上も、この講義の目的としています。
宇都宮市創造都市研究センターは、この講義を通して、学生たちには、郷土：宇都宮地域の発展に寄与できる人材育成と、これを牽引するアントレプレナーによるビジネスの創業を視野に入れて活躍できる今後の展開を期待しています。
