宇都宮市創造都市研究センターは、2023年度の4大学連携オリジナル講座:CLU(Cooperative Lecture for Utsunomiya Creative Research Center)全15回の講義を終了しました。
この講座は、「大学コンソーシアムとちぎ」の連携講座として提供されており、栃木県内の大学生に向けて広く開講されたものです。各講義は、4大学(宇都宮共和大学、作新学院大学、帝京大学UC、文星芸術大学)と行政(宇都宮市役所)とが連携して、講師を務めました。
講義名は、デジタルコンテンツマネジメント論で、2単位となっており、2024年2月7日(水)、コンテンツのビジネス展開(作新大)の講義で終了となりました。
最終回の講義は、デジタルコンテンツをビジネスとして展開するには、とのテーマに沿って、各受講生はグループディスカッションを行い、その成果であるアイデア構想とビジネスへの有効性を発表しました。
これらは、起業の趣旨を理解しながら、各自が考えた構想をビジネスとして展開するためのビジネスアイデアです。このモデルは、DX時代を背景にしたビジネスとして、一つは、VR(Virtual Reality)を利用した教育・情報発信への【B to B】型のビジネスモデルであり、もう一つは、AR(Augmented Reality)を利用した文化芸術創造への【B to
C】型のモデルです。これを通して、創造都市への貢献を目指したものです。
この講義を通して、受講生たちは、特徴ある4大学の学生仲間との触れ合いを楽しみ、またグループディスカッションを通じてコミュニケーションの重要性を学びました。また同時に、自分の思いを的確に伝えるプレゼンテーションテキストを作成するコツ、そして、効果的なプレゼンテーションの方法を学びました。
この連携講座を通して、学生たちは、郷土:宇都宮地域の発展に寄与できる人材育成の重要性と、これを牽引するビジネス創業を視野に入れて活躍する展開と希望を学ぶことができました。