2024年1月19日(金)18:00~20:00に、オリオンACぷらざ(宇都宮市オリオン通り)にて、地域活性化研究プロジェクト事業(アントレプレナー研究グループ)2023年度第11回研究会議を開催しました。
この日は、2022年度の勉強会に続いて、今年度、2023年度の研究目的である、「起業に向けた知識を修得し、宇都宮地域の振興発展を図っていく」との企画に基づき、第1回目の勉強会を開催しました。今年度は、今回から3回にわたって、栃木県内と東京からの著名な方をお招きして、アントレプレナーに関する勉強会を、学生研究員と講師とのアクティブラーニング方式で実施するものです。
第1回目である、今回は、講師として本研究会のプロジェクトコーディネーターを委嘱している、(株)ファンテクノロジー 代表取締役社長の江田豊先生をお招きしてご講和を頂きました。お話は、まず、江田社長のご略歴紹介から始まりました。次に、メインテーマに入り、アントレプレナ―(起業家)になるためのアドバイス、そして、社長になった時の心構え、など学生に問いかけをしながらのご講和となりました。学生にはご自身の経験を交えて、起業を目指すには、多様な経験を持つこと、強力な応援者を得ること、俯瞰的に時代を見る目、気づきを持つこと、また、社長には、何よりも楽しく、やりがいのある環境づくりの大切さ、などの貴重なお話を伺うことができました。
このご講和をお聞きして、学生研究員たちは、今後の起業に向けての視点、創業した企業を経営していくためのノウハウなどの知見を得ることができました。
次に、2023年12月に開催した、「大学コンソーシアムとちぎ」が主催する第20回「学生&企業研究発表会」で冠賞を受賞した論文:「総合交通サービス:Miya Maas」について、学生研究員の伊藤央恭君(作新学院大学)、渋谷龍気君、綱川舜弥君(宇都宮大学)が全員に報告しました。さらに、本研究会の年度終了時3月に開催する研究報告会において、2つの研究テーマ:「宇都宮 大芸術祭」、「総合交通サービス:Miya Maas」についての報告を伊藤君(作新学院大学:リーダー)、渋谷君(宇都宮大学:テーマリーダー)が、また、今期の勉強会で学修した知見内容について、長谷川翔一 君(帝京大学UC:サブリーダー)がそれぞれ発表することを全員で共有しました。
今回も、研究会議では、それぞれの特徴ある大学の在籍学生として、講師との活発なディスカッションを通じて、学生研究員同士の効果的な連携と、いつもの和気あいあいとしながらも真剣に話し合う姿勢が感じられ、今後の着実な研究推進が期待できる様子が確認できました。