宇都宮市創造都市研究センターは、9月17日(火)15時より「若者の地域就職支援に関する情報交換会(セミナー)」をホテルニューイタヤにて開催しました。
当センターは若者の地元就職の促進のため「地域就職支援センター」を組織しており、3つの目標を掲げ、活動を行っています。
1つは、宇都宮地域の若者が当センターの中で連携する5大学への進学を促し、促進していくこと、
2つ目は、宇都宮市内の大学を卒業した学生が宇都宮地域や栃木県で活躍の場を求め、就職できる支援を行うこと、
3つ目は、栃木県外の若者や社会人等が宇都宮市や栃木県での再就職や転職する機会を設け、継続してこの活動を支援し、若者が活躍できる環境を整えること、です。
当センターの「地域就職支援センター」は、今年度も、宇都宮商工会議所と連携し、このための情報交換会(セミナー)を開催し、この活動を支援する事業を推進しております。
今回も、昨年に引き続いて、宇都宮商工会議所のご協力のもと、各大学の学長、就職担当の教職員などの大学関係者、宇都宮市内の経営者、経営幹部を含めた企業関係者など、多くの方が一同に会し、地元就職に関する情報交換会(セミナー)を実施しました。約30名程度の宇都宮市内の企業関係者と、約20名程度の宇都宮市内の5大学の学長と就職支援関係者が出席しました。
第1部の「情報交換会(セミナー)」では、会場にブースを設け、各大学ブースごとに就職セミナーが実施され、宇都宮商工会議所の田中飛鳥主査の司会進行により、各大学関係者と地元企業の経営者、経営幹部との情報交換が開始されました。また、5大学の学長ブースも設置し、学長と企業幹部との名刺交換を通じての交流セミナーも実施されました。そして、最後に、当センター運営協議会の田中久美子副会長(文星芸術大学学長)が今回の情報交換会(セミナー)に参加された関係各位へのお礼の言葉を述べ、閉会宣言を行って、第1部の幕を閉じました。
次に、第2部の「交流会」が開始され、当センター運営委員会の春日正男委員長(船田教育会顧問(作新学院大学))の司会進行により会が進められました。はじめに、宇都宮商工会議所の藤井昌一会頭より、本情報交換会(セミナー)を通じて市内の各大学と各企業とが相互理解を深め、地元就職の機会を創出することやその機運醸成につながることを期待する旨、ご挨拶をいただきました。次に、当センター運営協議会の須賀英之会長(宇都宮共和大学学長)より、地域の活性化のためには地域による就職支援が重要であり、そのためには大学と企業が連携して地元就職に対する共通理解を深めることが大切であること、また、現在の期待される若者の人物像についての話なども交えて、挨拶を致しました。その後、当センターの協力校である宇都宮大学の池田宰学長、構成校である帝京大学の荒井正之学長代理・理工学部長による挨拶がありました。次いで、商工会議所の野原正祥専務理事による乾杯のご発声により、交流会が開始され、第1部のセミナーで対面した各企業の経営者、経営幹部の方たちと大学関係者とがさらに親しく交流を深めました。皆さんが、和気あいあいのうちに情報交流が進み、最後に、当センター運営協議会の渡邊弘副会長(作新学院大学学長)が、若者の地域就職の重要性、そしてそれを支援する当就職支援センターの大切な役割などを述べ、参加者へのお礼の言葉をもって、会を閉じました。
当センターでは、今後も若者の地域就職支援に関する事業を推進してまいります。
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