宇都宮市創造都市研究センターは、9月19日(金)15時00分~16時30分に、文星芸術大学 日本画実習室において、本研究センターの取り組みの一環である、第19回FD・SD研修会を開催しました。
本研修会は、研究センターを構成する宇都宮市内の4つの大学(宇都宮共和大学、作新学院大学、帝京大学宇都宮キャンパス、文星芸術大学)の教員・職員を対象に、様々な情報を獲得し、考えることを目的としております。
今回の講師には、文星芸術大学 総合造形専攻の繁村周(シゲムラ シュウ)先生をお招きし、「文化財修理を通じた地域貢献事業の事例と実践」と題して講演を行いました。
研修会は、本センター事務局長である長島重夫(文星芸術大学)の司会により開始されました。まず、はじめに、会場校、文星芸術大学より、副学長の丸山純一先生が開会の辞を述べ、次いで、司会進行を務める長島重夫から、本日の研修会の講師である、繁村周先生の紹介がありました。
ご講演は、まず、ご本人の自己紹介から始まり、次いで、第1の話題として、「地域連携としての文化財修理事業」について、活動内容、地域ニーズ、文星芸術大学の強み、などについてのご講話がありました。そのなかでの事例紹介として、日光輪王寺、二荒山神社の掛け軸や天井画など数多くの文化財修理を紹介していただき、次いで、足利市を取り上げ、足利学校を始めとしたたくさんの事例のお話をいただきました。さらに、大学の授業の一環として実施した、伝統素材と現代的視点を融合した「古建築リノベーションプロジェクト」の実践例の紹介をしていただきました。
そして、第2の話題に移り、「現在の取り組み」を取り上げていただきました。現在、大学として取り組んでいる、「榛名山の貼り交ぜ屏風」、「源氏物語屏風」などの数多くの文化財の修理を進めている状況が紹介されました。
今回の研修会のご講話の中では、修復中の実際の文化財を手に取れるほどの近さで観察しながらのご紹介をいただきました。また、その都度、繁村ゼミの大学院生の詳しい説明を聞きながらの研修となり、日ごろ文化財に触れていない今回の参加者にはとても分かりやすい研修会となり、大変有意義な機会となりました。
今回も、この研修会は、創造センターを構成する大学において、これからの教育研究の積極的な推進と効用を追求するうえで、また、大学間連携による相乗効果が期待できる取り組みとして、「創造都市 宇都宮」の形成を考えるうえでも大変参考となる研修会となりました。














