宇都宮市創造都市研究センターは、9月29日(月)15時より「若者の地域就職支援に関する情報交換会(就職支援セミナー)」をホテルニューイタヤにて開催しました。
当研究センターは若者の地元就職の促進のため「地域就職支援センター」を組織しており、3つの目標を掲げ、活動を行っています。
1つは、宇都宮地域の若者が当センターの中で連携する5大学への進学を促し、促進していくこと、
2つ目は、宇都宮市内の大学を卒業した学生が宇都宮地域や栃木県で活躍の場を求め、就職できる支援を行うこと、
3つ目は、栃木県外の若者や社会人等が宇都宮市や栃木県での再就職や転職する機会を設け、継続してこの活動を支援し、若者が活躍できる環境を整えること、です。
当研究センターの「地域就職支援センター」は、今年度も、宇都宮商工会議所と連携し、このための情報交換会(就職支援セミナー)を開催し、この活動を支援する事業を推進しております。
今回も、昨年に引き続いて、宇都宮商工会議所のご協力のもと、市内5大学(宇都宮大学、宇都宮共和大学、作新学院大学、帝京大学宇都宮キャンパス、文星芸術大学)の学長、就職担当の教職員などの大学関係者と、宇都宮市内の経営者、経営幹部を含めた企業関係者など多くの方が一同に会し、地元就職に関する情報交換会を実施しました。宇都宮市内の27社の企業関係者、宇都宮商工会議所の関係者の方々と宇都宮市内の5大学の学長と就職担当の関係者が出席しました。
情報交換会では、会場に5つのブースを設け、各大学ブースごとに就職セミナーが実施されました。会は、宇都宮商工会議所の熊木清美主管の司会進行により、情報交換が開始されました。
はじめに、宇都宮商工会議所の藤井昌一会頭より、会議所と本センターが連携する交換会を通じて市内の各大学と各企業とが相互理解を深め、地元就職の機会を創出し、また、その機運醸成を期待する旨、ご挨拶を頂きました。次に、当センターの須賀英之センター長(宇都宮共和大学
学長)が、地域の活性化のためには地元の人材育成が必要であり、そのためには大学と企業とが密接に連携して、地元就職に対する共通理解を深めることに意義がある旨、挨拶を致しました。次いで、本センターの構成校の5大学学長から各大学の紹介がありました。なお、会場内に5大学の学長ブースも設置し、学長と企業幹部との名刺交換を通じての交流セミナーも実施されました。最後に、当センター運営協議会副会長の田中久美子(文星芸術大学 学長)より、今回の情報交換会に参加された関係各位へのお礼の言葉を述べ、閉会宣言を行って会の幕を閉じました。
その後、商工会議所の所員と、市内5大学の関係者との交流会が開始され、当センターの春日正男 地域就職支援センター長(船田教育会顧問(作新学院大学))の司会進行により会が進められました。はじめに、当センター運営協議会の渡邊弘副会長(作新学院大学
学長)より、地域の活性化のためには地域への就職支援が重要であり、そのためには大学と企業が連携して地元就職に対する共通理解を深めることが大切であること、などの話がありました。その後、当センターの協力校である宇都宮大学の池田宰学長の挨拶、次いで、商工会議所の野原正祥専務理事による乾杯のご発声により、交流会が開始され、さらに親しく交流を深めました。皆さんが、和気あいあいのうちに情報交流が進み、最後に、当センター運営協議会委員の荒井正之(帝京大学宇都宮キャンパス理工学部長)が、地元就職の重要性、そしてそれを支援する当就職支援センターの役割などを述べ、参加者へのお礼の言葉をもって、会を閉じました。
当センターでは、今後も若者の地域就職支援に関する事業を推進してまいります。