2025年5月14日(水) 18:00~19:30に、宇都宮共和大学教育厚生棟2階ラウンジ室において、地域活性化研究プロジェクト事業(魅力都市宇都宮を創る研究グループ:魅力都市研)の2025年度第2回研究会議を開催しました。
この日も、2025年度の研究プロジェクトとして、創造センターを構成する各大学から選出された優秀なプロジェクト学生研究員が集合し、今後の魅力ある都市宇都宮を創るための研究を目指し、研究に関するディスカッションを行いました。
今回は、この研究を実施するにあたり、昨年度取り組んできた2つの研究コンセプトのうち、宇都宮地域の歴史を学び、文化芸術の足跡と調査研究を行う【宇都宮地域の文化芸術の探求とその醸成:魅力あるまちづくり】の研究を立ち上げるための調査研究についての会議として開催しました。
この研究を遂行するにあたり、まず、市内の主要な市街地を視察するフィールドワークを実施しました。このフィールドワークでは、三浦魁斗研究指導者(宇都宮共和大学)の引率により、「魅力あるまちづくり」の研究テーマグループの廣田美姫学生研究員(テーマリーダー:宇都宮共和大学)を中心に学生研究員全員がその視察概要を把握し、準備した大きな地図上にマーカーを張り、まちづくり研究の方向性、宇都宮のまちの特徴となる手掛かりを得ることを試みました。
この視察結果と特徴を記した地図を踏まえて、魅力あるまちづくり研究の方向性、研究推進方法とその目標について、全員でのディスカッションを通じて考察し、いくつかのテーマ候補をあげました。
今回の研究会議では、24年度から開始した研究の2期目にあたり、まずは今回のような宇都宮市内のまちのフィールドワークを行い、まちづくり研究を推進していくためのディスカッションを全員で行いました。そして今回の検討結果を参考に、宇都宮の魅力あるまちづくりを具体的に検討していく研究プロセスや目的を共有し、次回の研究会議における方向性を打ち出す会議としました。
今回も、それぞれの特徴ある4大学の在籍学生である学生研究員同士の効果的な連携と、和気あいあいとしながらも真剣に話し合う様子が確認でき、魅力都市研の着実な研究推進と展開に向けて、今後の着実な研究推進が期待されます。