宇都宮市創造都市研究センターは、9月13日(月)15時より、第5回FD・SD研修会を帝京大学宇都宮キャンパスにおいて開催しました。
本研修会では、宇都宮市創造都市研究センターを構成する大学の教員・職員を対象に、帝京大学理工学部の佐々木茂教授を講師にお招きし、「3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)とデジタルコンテンツ」と題して講演を行いました。対面およびオンライン配信を併用して実施しました。
はじめに、当センターの乾泰典(帝京大学宇都宮キャンパス事務局)より開催の挨拶を申し上げたのち、およそ70分間にわたって佐々木先生より①3DCGとデジタルコンテンツ、②3DCG・デジタル素材・デジタルコンテンツ作成を学ぶカリキュラム、③3DCG・デジタルコンテンツを扱う授業の3つの小テーマについてお話しいただきました。
①では、実際に3DCGを作成するソフトウェアやデバイスの操作を実演しながら、我々の生活にも深く浸透している3DCGやモーションキャプチャーの原理や構造についてご説明いただきました。②では、「フロントエンドエンジニア」の育成を目指す帝京大学理工学部情報電子工学科が求める学生像や実習で身につける技術についてご紹介がありました。③では、コロナ禍以前から帝京大学理工学部で取り組んでいたe-Learningの考え方に基づくオンラインでの同時双方向型・非同期型のそれぞれの遠隔授業の方法について、実際に利用しているソフトウェアの画面を見ながら具体的にお話しいただきました。
講演後には、学生に求める様々なコンピュータスキルの習得段階のあり方、コンピュータ技術を習得した学生の就職先などの質疑応答が交わされました。
<写真>
1枚目:講師の佐々木茂教授 2枚目:講演中の様子 3枚目:質疑応答の様子